小型ベアボーンPC

3 小型ベアボーンLIVA人気の秘密をさぐる

小型のベアボーンの中で最も注目を集めているのがECSから発売されている「LIVA-C0-2G-64G-W」だ。手のひらにのる本体の小ささが話題だが、実は侮れない性能を持った実用的なモデルでもある。

 

スペックだけに注目するならば、LIVAは決してハイスペックなハイエンド向けの製品ではない。

 

インテルのNUCキットやGIGABYTEのBRIXには、最新のCore iプロセッサーが選択可能だが、LIVAは標準で搭載されているCeleron N2807しか選択できない。

 

また、ストレージも最初から64Gが標準搭載されているとはいえ、決して大容量とはいえない。

 

「LIVA」は安くて簡単に使える

 

それにもかかわらずLIVAに人気が出ているのは、簡単に利用できる「手軽さ」があるからに他ならない。

 

一般的にベアボーンPCは、別途CPUやハストレージ、メモリー、OSなどを購入しなければならなかった。しかし、LIVAは最初からCPUやストレージ、メモリーが付属しており、別途購入するのは、Windows OSだけで済む。コストがかからないうえにストレージやメモリーを購入する手間も省けるとなると、初心者でも手を出しやすくなるのは当然の成り行きだ。

 

「LIVA」は意外に高機能?! 

 

また、LIVAには最初からWi-Fi 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 の無線機能や ギガビットに対応した有線 LANが備えられている。スマートフォンやタブレットでファイルをやり取りしたいと考えているユーザーにとっては、必要十分な機能を備えていると言えるだろう。

 

前述した通り、ストレージ容量は64Gしかないが、USB 3.0、USB 2.0 ポートを利用して、外部ストレージを増設することも可能だ。小型のベアボーンをNASや外付けストレージとして利用したいと考えている層にはLIVAは必要な機能と拡張性を持っていると言えるだろう。